ダイエットや糖尿病などで、糖質制限をしている人が多いです。
トマトジュースは栄養も取れるし、ダイエット効果があると話題になったこともありますよね。
でも、「糖質1日○○gまで!」と決めていたりして、
「トマトジュースの糖質はどれくらい?」
「1gでも、糖質が少ないトマトジュースを選びたい!」
「一番糖質の少ないトマトジュースはどれ?」
と調べている人もいるでしょう。
そこで、市販のトマトジュース、39商品の「糖質」を徹底調査しました!!
スーパーのプライベートブランド含め、カゴメ、伊藤園、デルモンテなど、市販の商品はほぼ網羅しています。
調査結果を元に、トマトジュースの糖質量と、低糖質なトマトジュースを紹介します。
トマトジュースの糖質量
市販のトマトジュースは…
- 200mlあたり 糖質7g~9g のものが多く、
- 平均すると、200mlあたり糖質8g ほどです。
トマトジュースは原材料がほぼ「トマトだけ」なので、各メーカーで糖質に大きな差はありませんでした。
そのため、糖質ゼロなどといった極端に低糖質なトマトジュースは存在せず、一番糖質が低いものでも「200mlあたり糖質6.0g」ほどです。
ただし、糖質の高いトマトジュースはいくつかあります。
例えば、糖度の高い「完熟トマト」を使ったトマトジュースは、砂糖不使用でも「200mlあたり糖質13g」ほどありますので注意が必要です。(後述で要注意な商品を紹介しています)
こちらの記事では、低糖質な野菜ジュース(トマトだけでなくニンジンなど複数の野菜を使ったタイプ)を10個紹介しているので併せてどうぞ↓
よく見かける!定番トマトジュースの糖質
「店でよく見る、あのトマトジュースの糖質はどれくらい?」
定番トマトジュースの糖質をまとめました。
200mlあたり糖質7.8g
200mlあたり糖質8.0g
200mlあたり糖質6.9g
定番のトマトジュースは、200mlあたり糖質7~8gほどですね。
低糖質なトマトジュースランキング11
スーパー、コンビニで買える身近なトマトジュース39商品を調査しました。
その結果、もっとも糖質の低かったトマトジュースTOP11を公開します。
比較するにあたり、
- ・200mlあたりの糖質量
で比較しました。
1位.デルモンテ みんなのトマト
(200mlあたり 糖質6.0g)
900ml 157円(税抜)
一番糖質が低いトマトジュースはこれでした!
トマト100%ではなく80%で、パイナップル、ビタミンC、甘味料を加えています。
サラっと飲みやすいタイプです。
甘味料入りで糖質8g以下にランクインしたのはこれだけでした!
糖質として吸収されない人工甘味料(アセスルファムK、スクラロース)を使っているので、甘みがあるのに低糖質なんです。
トマト以外にいろいろ入っているのでトマトの栄養価を求める人には微妙ですが、低糖質なのに甘みがあるので空腹をまぎらわすにはオススメ。
・ 原材料: 濃縮トマト、パインアップル調整品/ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
同率1位.信州生まれのおいしいトマト 食塩無添加
(1缶190mlあたり 糖質6.0g)
190ml 118円(税抜)
ややマイナーなトマトジュース缶。大きめのスーパーやこだわり系スーパーに売っています。
信州の契約農家が育てた「愛果(まなか)トマト」だけを使ったこだわりのトマトジュース。
濃縮還元ではなく、そのまま搾っただけの「ストレートタイプ」なのが大きな特徴です。
ストレートタイプは生のトマトを食べるのと近いので、素材にこだわる方や栄養価を求める方に良いと思います。
190ml缶ですが、200mlあたりに換算しても糖質6.3gと低いです◎
・ 原材料: トマト(長野県)
2位.デルモンテ 国産旬にしぼったトマトジュース
(200mlあたり 糖質6.8g)
750ml 384円(税抜)
デルモンテのトマトジュースはいろんな種類が売っていますが、その中でもちょっと高級なトマトジュース。
国内の契約農家が育てた、デルモンテ専用のトマト品種「デリシャスレッド」の完熟トマトだけを使って、できるだけ熱を加えずに作っています。
糖質にも素材にもこだわりたい!という人にバランスが良いと思います。
・ 原材料: トマト、食塩
3位.熟トマト
(200mlあたり 糖質6.9g)
900ml 142円(税抜)
ごくごく普通のトマトジュース。スーパーでもよく見かけます。
前述の「デルモンテ 国産旬にしぼったトマトジュース」と比べても、200mlあたり糖質0.1gしか差がないので、安くて気軽に買かえるものがいい!という人はこちらがおすすめ。
・ 原材料: トマト、食塩
4位.カゴメトマトジュース 食塩無添加 高リコピントマト使用
(200mlあたり 糖質7.4g)
1000ml 253円(税抜)
高リコピンのトマトだけを使ったトマトジュース。
リコピンとGABAが豊富に含まれているので、善玉コレステロールを増やす効果と、高めの血圧を下げる効果が期待できるらしいです。
血中コレステロールが気になる方や高血圧で糖質制限をしている人におすすめ。
・ 原材料: トマト(高リコピントマト10%)
同率4位.カゴメトマトジュース プレミアム 低塩/食塩無添加
(200mlあたり 糖質7.4g)
720ml×15本 税抜4170円(1本278円)
毎年8月ごろに限定販売されるもの。(15本入りのケース販売)
旬のトマトをしぼって、濃縮還元せずにそのままパッキングした贅沢なストレートタイプ。
写真は2019年版ですが、だいたい毎年出てますよ。
公式サイトから申し込むかアマゾンなどで買えます。
低塩タイプと食塩無添加の2種類ありますが、糖質は同じです。
値段も意外と高くないので、ちょっとした贅沢として頼むと楽しいかも。
・ 原材料: 【低塩タイプ】トマト(国産)、食塩/【食塩無添加タイプ】トマト(国産)
5位.デルモンテ トマトジュース
(200mlあたり 糖質7.5g)
900ml 161円、190ml 83円(税抜)
デルモンテのトマトジュースの中で、ごくごく普通のタイプ。
缶タイプと大きなペットボトルタイプがありますが、200mlあたりの糖質量は同じです。
世界中から厳選した完熟トマトを使用。
食塩入りで、イタリア・シチリア島産の岩塩を使っています。
・ 原材料: トマト、食塩
6位.西友 みなさまのお墨付き リコピンたっぷり完熟トマトジュース 低塩/食塩無添加
(200mlあたり 糖質7.6g)
720ml 150円(税抜)
西友のオリジナルブランド商品!
低塩と食塩無添加の2種類ありますがどちらも糖質は同じです。
西友オリジナルの割にそこまで安くないですね~。
西友に行けばほぼ100%売ってるので覚えておくといいかも。
・ 原材料: 【低塩タイプ】トマト、食塩/【食塩無添加タイプ】トマト
7位.カゴメトマトジュース 低塩/食塩無添加
(200mlあたり 糖質7.8g)
720ml 166円(税抜)
日本で一番ポピュラーなトマトジュースで、ほとんどのスーパーで売ってます!
買い物前にこれを覚えておけば、間違いありません!
糖質も高くないので、迷ったらこれでいいかも。
・ 原材料: 【低塩タイプ】トマト、食塩/【食塩無添加タイプ】トマト
同率7位.トップバリュグリーンアイ オーガニック トマトジュース 食塩不使用
(200mlあたり 糖質7.8g)
900ml 178円(税抜)
イオン系のプライベートブランド「トップバリュ」の中でも、有機栽培にこだわった「トップバリュグリーンアイ」というシリーズのトマトジュース。
イオンやマルエツなどのスーパーで買えます。
カリフォルニアで有機農法栽培したトマトを使っています。
・ 原材料: 有機トマト(アメリカ)
8位.デルモンテ 食塩無添加トマトジュース
(200mlあたり 糖質8.0g)
900ml 150円(税抜)
先ほど紹介した「カゴメトマトジュース」に次いでポピュラーなトマトジュースで、これもほとんどのスーパーで買えます。
5位で紹介した「デルモンテ トマトジュース(食塩あり)」は糖質7.5g/200mlで、食塩なしのこちらは糖質8.0g/200ml。
原材料の違いは塩だけなので、なぜ違いがあるのか分かりませんが食塩ありの方が糖質が低いようですね。
・ 原材料: トマト
ランキングまとめ
- 糖質6.0g デルモンテ みんなのトマト
- 糖質6.3g 信州生まれのおいしいトマト 食塩無添加
- 糖質6.8g デルモンテ 国産旬にしぼったトマトジュース
- 糖質6.9g 熟トマト
- 糖質7.4g カゴメトマトジュース 食塩無添加 高リコピントマト使用
- 糖質7.4g カゴメトマトジュース プレミアム 低塩/食塩無添加
- 糖質7.5g デルモンテ トマトジュース
- 糖質7.6g 西友オリジナル みなさまのお墨付き リコピンたっぷり 完熟トマトジュース 低塩/食塩無添加
- 糖質7.8g カゴメトマトジュース 低塩/食塩無添加
- 糖質7.8g トップバリュグリーンアイ オーガニック トマトジュース 食塩不使用
- 糖質8.0g デルモンテ食塩無添加トマトジュース
※200mlあたりの糖質量
どのスーパーでも売っている「カゴメトマトジュース 低塩/食塩無添加」は200mlあたり糖質7.8gと、糖質が高くないので覚えておくと便利です。
以上が、糖質8g以下のトマトジュースでした。
続いて、逆に糖質がかなり高く、糖質制限中に要注意なトマトジュースを紹介するので覚えておきましょう。
要注意!糖質の高いトマトジュース
ここでは、糖質制限中に要注意な「糖質13g以上のトマトジュース」を全て紹介します。
スーパーでうっかり間違えて買わないように覚えておきましょう。
200mlあたり糖質14.1g
砂糖は入っていませんが、「厳選された完熟トマト使用」のため糖質が高いのかも。
・ 原材料: トマトジュース(濃縮トマト還元)、濃縮トマト汁
200mlあたり糖質13.7g
こちらも砂糖なしですが、「完熟トマト6個分使用し、濃厚な甘さ・糖度10が特長」とあるので、やはり完熟トマト使用のものは避けた方が良さそう。
・ 原材料: トマト、香辛料
以上が、糖質13g以上の要注意なトマトジュースでした。
砂糖ナシでも「完熟トマト使用」「糖度高い」「あまい」などの記載があるものには注意しましょう。
糖質制限にオススメのトマトジュース
ここまでで、糖質の低いトマトジュースを紹介してきました。
買いやすさ、満足度、安さ、などを考慮した個人的なオススメは以下です。
カゴメトマトジュース 低塩/食塩無添加
(200mlあたり糖質7.8g)
どのスーパーでも売ってる。糖質も低め。1位(糖質6.0g/200ml)と比べても糖質1.8g/200mlしか変わらないので、買いやすいこれで良いと思います。
デルモンテ みんなのトマト
(200mlあたり糖質6.0g)
一番糖質が低い。糖質として吸収されない人工甘味料入り。トマト100%ではなく80%なので、トマトの栄養価を求めるなら他がいいけど、1gでも糖質が低いものを求めるならコレ。
まとめ
トマトジュースの糖質を調査してみて、糖質30g/200mlなどの「極端に糖質が高い」ものはありませんでした。
逆に「糖質オフ」といった低糖質を意識して作られているトマトジュースもないです。
なので、ランクインしている11商品ならどれを飲んでも大差ないですね。
そもそも原材料が「ほぼトマトだけ」なので糖質にあまり差が出ないようです。
原材料の「食塩あり」「食塩なし」は、どちらでも糖質は同じ(差が出ても誤差の範囲)だったので、好きな方を選んで大丈夫です。
ぜひ、健康やダイエットの糖質制限に役立ててください。
こちらの記事では、低糖質な野菜ジュース(トマトだけでなくニンジンなど複数の野菜を使ったタイプ)を10個紹介しているので併せてどうぞ↓