ダイエットや糖尿病などで、糖質制限をしている人にとって、豆乳は必須アイテムです。
牛乳に比べて糖質が少なく、腹持ちもするので、飲んでいる人が多いです。
「無調整豆乳の糖質はどれくらい?」
「牛乳とどれくらい糖質が違う?」
「一番糖質の少ない無調整豆乳はどれ?」
そこで、市販の無調整豆乳全9商品の「糖質」を徹底調査しました!!
スーパーに並んでいる定番商品は100%網羅しました。
そして、調査結果を元に、無調整豆乳を「糖質の少ない順」に全商品紹介します。
※ 無調整豆乳と調整豆乳をすべてひっくるめた総合ランキングは「低糖質な豆乳ランキングTOP10」をご覧ください。
豆乳とは
まず、簡単に豆乳とは?を説明していきます。
大豆に水を加えすりつぶし、それを搾ると「豆乳」になります。
その搾りかすが「おから」です。
つまり、「大豆=豆乳+おから」です。
また、市販の豆乳は、主に2種類あります。
- ・無調整豆乳・・・豆乳だけ
- ・調整豆乳・・・豆乳に砂糖や油を加えて飲みやすくしたもの
今回は、余計なものを加えていない「無調整豆乳の糖質」を詳しく見ていきます。
無調整豆乳の糖質はどれくらい?
この後のランキングを見ると分かりますが、どの無調整豆乳もコップ一杯200mlあたり糖質2~4gくらいです。
豆乳の糖質は、パッケージの裏を見ればすぐ分かります!
■基本的に、糖質(g)=炭水化物(g)です。
厳密に言うと、「糖質=炭水化物-食物繊維」ですが、豆乳は基本的に食物繊維0gなので、「糖質=炭水化物」になります。(食物繊維は豆乳の搾りかすのおからに含まれています。)
ちなみに、同じ豆乳でも、油や砂糖を加えている「調整豆乳」は、コップ1杯200mlあたり糖質4~20gくらいと、商品によってかなり差があります。
無調整豆乳と牛乳の糖質の比較
牛乳の糖質は、コップ一杯200mlあたり糖質9~10gくらいです。
つまり、無調整豆乳の糖質量は、牛乳の半分以下です!
牛乳を普段飲んでいる人は、無調整豆乳に変えるだけで糖質制限できますね。
また、無調整豆乳は牛乳に比べると、糖質だけでなく、カロリー・脂質・コレステロールも低いです。
さらに、たくさん取りたい鉄分は、無調整豆乳の方が牛乳より10倍多く含んでいます!
(ただし、カルシウムやビタミンA、B2などは牛乳の方が多い)
無調整豆乳の糖質ランキング9
スーパーなどで買える、身近な豆乳60商品の「糖質」を調査しました!
その内、無調整豆乳は全部で9種類ありました。
無調整豆乳を糖質の少ない順に「全商品」ランキングで紹介します!
- ・コップ1杯200mlあたりの糖質
で比較しました。
1位.豆乳+おから のむ大豆
900ml 213円(税込)
■200mlあたり 糖質1.6g
市販の無調整豆乳で一番糖質が低かったです。コップ1杯分飲んでも糖質たった1.6g!
この商品は、豆乳におからも混ぜているのが特徴です。
先ほど「大豆=豆乳+おから」と説明しましたが、まさにこの商品はネーミング通り「大豆丸ごと飲料」です。
他の無調整豆乳は、大豆固形分9%ほどなのですが、これはおからが入っているので13%もあります。
そのため、腹持ちも良く、どのスーパーでも売っている定番商品なので、糖質制限中の飲み物にオススメです。
原材料:大豆粉(アメリカ、カナダ)
大豆固形分:13%
2位.トップバリュグリーンアイオーガニック 成分無調整豆乳
1000ml 203円(税込)
■200mlあたり 糖質2.0g
イオンのプライベートブランドの無調整豆乳で、イオンやイオン系列のスーパーで売っています。
1位とあまり糖質に差がなく、安いので、イオンが近くにある人はぜひ買ってみてください。
まろやかでクセが無く美味しいです。
ただ、これにはおからは入っていないので、腹持ちや食物繊維を重視するひとは1位の「のむ大豆」の方が良いでしょう。
※追記
この豆乳の大豆固形分%の記載がなかったので、イオンに問い合わせた所、大豆固形分15%とのこと。なんと今回紹介した中で一番大豆固形分が多かったです!!1位の「のむ大豆」と同じくらい腹持ち良いかもしれないですね。
原材料:有機大豆(中国、アメリカ)
大豆固形分15%
3位.毎日おいしい無調整豆乳
1000ml 183円(税込)
■200mlあたり 糖質2.4g
この豆乳はすべてのスーパーに置いてあるわけではなく、たまに見かける感じです。
糖質が低くて安いので見かけたらぜひ買ってみてください。
原材料:大豆(カナダ)
大豆固形分:9%
4位.スゴイダイズ 無調整タイプ
950ml 278円(税込)
■200mlあたり 糖質3.1g
こちらも1位の「のむ大豆」と同じように、本来は豆乳の搾りかすである「おから」も加えている豆乳です。
また、この豆乳のもう一つの特徴は、「北海道産の大豆」を100%使っていることです。
実はほとんどの無調整豆乳は、アメリカや中国の大豆を使っています。
また、1位の「のむ大豆」の原材料を見ると、「大豆粉」と書かれているのも気になりますよね、、、。
こちらはしっかり「大豆」と書かれている上に、北海道産100%なので、安心感があります。
値段にもそれが表れていて、少し高めですが、糖質だけでなく材料も気にするタイプの人にはこれが一番オススメできます。
原材料:大豆(北海道)
大豆固形分:10%以上
ちなみに、↑の125mlのミニパックもあり、これは125mlあたり糖質3.0g(200ml換算すると糖質4.8g)。一見同じようですが、実は950mlパックより濃く、大豆固形分14%以上です。1パック飲んでも糖質3.0gで、こっちの方がおなかにたまりそうなのでミニパックもおすすめ!
5位.キッコーマン おいしい無調整豆乳
1000ml 203円(税込)
■200mlあたり 糖質3.2g
一番よく見かける超定番商品ですね。
この豆乳が売っていないスーパーは無いのでは?
200mlあたりの糖質量が、4位の「スゴイダイズ」と0.1gしか差がないので、これしか売ってない!というような場合はこれで十分だと思います。
原材料:大豆(カナダ)
大豆固形分:8%以上
6位.ふくれん ふくゆたか大豆 成分無調整豆乳
1000ml 210円(税込)
■200mlあたり 糖質3.3g
この豆乳はスーパーではなかなか売っていないのですが、「安心安全な国産原材料を使った上質豆乳」といった感じで、アマゾンなどの通販で買っている人が多いようです。
糖質は、4位「スゴイダイズ」3.1g、5位「キッコーマン」3.2g、これ3.3gと横並びです。
品質・安全にこだわりたい人は是非買ってみてください。
アメリカや中国の大豆を使った豆乳が多い中、これは国産で、さらに九州ふくゆたか大豆100%使用と明記されていて安心です。
原材料:大豆(九州産)
大豆固形分:9%以上
7位.スジャータ 豆腐もできます有機豆乳
900ml 213円(税込)
■200mlあたり 糖質4.0g
今回調べた無調整豆乳の中で一番糖質が高い4.0gです。
牛乳などの糖質に比べると低いですが、1g単位で糖質制限するなら他の無調整豆乳を選んだほうがいいかもしれません。
原材料:有機大豆
大豆固形分:10%
同率7位.ソイプレミアム ひとつ上の豆乳
200ml 105円(税込)
■200mlあたり 糖質4.0g
200mlのミニパック豆乳です。「豆腐もできます有機豆乳」と同じく糖質4.0gです。
名前の通り、国産プレミアム大豆を使った上質な味の無調整豆乳、らしいです。
おからを加えていないのに大豆固形分が高く11%です。
飲み応えがありそうですが、無調整豆乳の中では糖質が高いですね。
原材料:大豆(国産)
大豆固形分:11%
ランキングまとめ
- 【糖質1.6g】のむ大豆
- 【糖質2.0g】トップバリュグリーンアイオーガニック 成分無調整豆乳
- 【糖質2.4g】毎日おいしい無調整豆乳
- 【糖質3.1g】スゴイダイズ 無調整タイプ
- 【糖質3.2g】キッコーマン おいしい無調整豆乳
- 【糖質3.3g】ふくれん ふくゆたか大豆 成分無調整豆乳
- 【糖質4.0g】スジャータ 豆腐もできます有機豆乳
- 【糖質4.0g】ソイプレミアム ひとつ上の豆乳
- 【糖質4.8g】濃さが違う!スゴイダイズ ミニパック125ml
とにかく低糖質の豆乳を飲みたい人は…
1位で紹介した「のむ大豆」(糖質1.6g/200ml)が、糖質が一番低く、おからも入っていて腹持ちが良くオススメです。大豆固形分も13%と高いのでお腹にたまりそう。ほとんどのスーパーで買えるのも良いですね。
低糖質だけでなく、質も求める人は…
4位で紹介した「スゴイダイズ」(糖質3.1g/200ml)は、北海道産大豆100%使用なので安心です。大豆の栄養価にも期待して豆乳を飲む人は、このように産地が詳しく記載されている豆乳がオススメです。6位「ふくゆたか大豆」(糖質3.3g/200ml)も九州産大豆100%でおすすめです。
ここまでで紹介したように、無調整豆乳の糖質は200mlあたり2~4gほどでした。
つまり、無調整豆乳なら「糖質が大幅に高い!」ということは無く、どの商品も横並びと考えていいでしょう。
これは、無調整豆乳の原材料はどの商品も「大豆のみ」のため、糖質に差が出にくいからです。
一方、調整豆乳は油や砂糖も加えているので、商品によって大幅に差がでます。
最近は、糖質を気にする人が増えたので、「低糖質の調整豆乳」も売っていて、なんと、無調整豆乳より糖質が低い商品もあります!
詳しくは、「低糖質な豆乳ランキングTOP10」をご覧ください。無調整豆乳と調整豆乳をすべてひっくるめた総合ランキングを紹介しています。
豆乳は糖質制限におすすめ!
豆乳は植物性食品なのでオススメ
糖質制限をしているとどうしても、チーズや卵など、動物性食品が多くなりがちです。
動物性食品の摂取が長く続くと体にも不調が出たりするのですが、豆乳は「植物性食品」です。
糖質制限中につい多く摂りがちな動物性脂肪を控えたい人には、豆乳はとてもオススメです。
食前に飲むとダイエットの効果あり
豆乳には糖質の吸収を遅らせる作用があります。
食前に100~200ml飲むのがオススメです。
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