足に魚の目ができてしまった…。
魚の目に効く薬ってあるの?
と困っている方が多いと思います。
魚の目には芯がありますが、薬局で売っている市販薬で自宅で芯が取れます。
ここでは…、
●芯がしっかり取れるおすすめの市販薬
●市販薬の使い方
を紹介します。
痛みも無く簡単に芯が取れますよ。
魚の目には市販薬がある
実は、魚の目は水虫に次いで多いメジャーな皮膚のトラブルなんです。
そのため、市販薬も充実していて、どんどん使いやすく改良されたものが薬局に売っていますのでご安心ください!
魚の目市販薬を選ぶコツ
では、どの市販薬が良いのでしょうか?
ほとんどの市販薬はサリチル酸の配合率が同じで、だいたい「40~50%配合」なので、
■実は、どの製品でも芯の取れ具合はほとんど同じです!
(まれにサリチル酸が10%しか配合されていない商品があるので買う前にパッケージの記載をチェックしてください。)
なので、選ぶ基準は「歩いているうちにズレたり剥がれたりしないか」「お風呂に入っても取れないか」などになります。
本当に芯が取れる?
どれくらい剥がれないの?
と気になると思うので、メジャーな市販薬の口コミレビューを紹介します。
おすすめ魚の目市販薬
スピール膏
スピール膏 うおのめ・たこ ピンポイント除去タイプ
8枚入り 778円
サリチル酸50%配合。
アマゾンの「魚の目改善薬ランキング」でベストセラー1位の商品!
固定テープが大きくしっかりしているのが特徴で、剥がれず使えると人気です。
小さい魚の目なら2~3回くらいの貼り替えで、少し大きい魚の目なら4~5回くらいの貼り替えで芯が取れるようです。
固定用テープはよくできていて、3日間つけっぱなしでも剥がれることはありませんでした。シャワーくらいなら平気です。
by Amazonレビュー
3日間×2回で芯が取れた。3日間貼っている間もテープがはがれることもなかった。 半年ウオノメに悩まされてたのが嘘みたい。
by 楽天レビュー
この商品を2~3日貼って除去、を三回繰り返してきれいに取れました。
by Amazonレビュー
↓ 以下のような口コミも一部ありますが、概ね「ズレない。使いやすい。」という口コミが多くおすすめです。
大きめの魚の目には、効果なしでした。 ふやけるけど、芯まで治らず 皮膚科に行く事になりました。
by Amazonレビュー
風呂などで薬剤がふやけて、サイズ調整シールの周辺へ薬剤が溶け出して、結局広い範囲の皮膚を白くすることもあります。
by Amazonレビュー
BAND-AID(バンドエイド) タコ・ウオノメ除去用
6枚入り 595円
サリチル酸40%配合。
有名な「BAND AIDシリーズ」の商品。足の指用です。サリチル酸が40%のせいかスピール膏より1,2枚多く使ってから芯が取れている人が多いような気がします。
また、結構ズレやすいようで、特に靴下に粘着剤が付いて、ストッキングや靴下をダメにしてしまったというレビューもいくつかありました。
市販の他製品と比べて肌へのなじみがよい。効果は変わらないが長時間使用できる。
by Amazonレビュー
足裏なので剥がれたりズレてしまったりして、1日付いているのがやっとでした。
by Amazonレビュー
張り替えるたびに固かった皮膚の部分が 少しずつはがれていく。4枚使った時点で、ついに取れました。びっくり。
by Amazonレビュー
私の足の裏にできてる魚の目より若干シートの範囲が小さく、一部取りきれませんでした。
by Amazonレビュー
約1週間後、きれいに取れました。魚の目の部分はポッカリと穴が開きましたが、数日で綺麗さっぱり!!!
by Amazonレビュー
靴下やストッキングに粘着剤の大きな汚れが付き、その汚れが洗っても摘まんでもとれません。
by 楽天レビュー
ウオノメコロリ絆創膏
6枚入り 600円くらい
サリチル酸50%配合。
こちらも根強いメジャー製品です!イボコロリの姉妹品です。こちらもしっかり芯は取れますが、「ズレて大変だった」という口コミが多数。
できれば最初に紹介した「スピール膏」がおすすめですが、これしか売っていなければ上からテーピングなどで補強したほうがいいかもしれません。
1箱分の6枚を10日位貼り続け使用しました。おかげさまで、足裏親指付け根の魚の目がポロリと取れました。
by Amazonレビュー
歩くとどうしても絆創膏がズレ、ウオノメとは違うところに薬液がついてしまい結果違う場所がただれてしましました。
by Amazonレビュー
半信半疑で使ってみました。数日後ぽろっと取れました。びっくり!!
by Amazonレビュー
芯は問題なく取れますが、絆創膏の粘着が弱く動いてしまって目標によく定まりません。
by Amazonレビュー
痛みは無く、張り替えて4日ほどできれいにとれました。皮膚は自然と再生しますと記載がありましたが、目立たなくなるまでには2~3週間ほどかかりそうです。
by Amazonレビュー
他の方も書かれているように、ズレます…
by 楽天レビュー
→レビューを見ると、どの薬でも2~5回程度の貼り替えで小さい芯は取れるようですね。
→粘着力などの使いやすさで見ると、最初に紹介した「スピール膏」が一番使いやすそうです。
魚の目の原因
魚の目は、足の皮膚が増殖して硬く厚くなったものです。
たとえば、靴が合っていなくて足の同じ場所が長時間圧迫されて摩擦を受けていると、皮膚の防御反応が起こり、皮膚を厚く覆って守ろうとします。
その摩擦を受けていた場所が骨と骨の間のような柔らかい場所だと、内側に向かって食い込むように皮膚が増殖して、くさび形の「芯」となって「魚の目」ができます。
仮に、摩擦を受けた場所が骨の上のような硬い場所だと、内側に増殖できないので外側に「面」となって皮膚が増殖して「タコ」ができます。
つまり、魚の目はタコと同じ原因で出来ているんです。出来る場所によって形状が違うだけなんです。
なので、魚の目はウイルス性のものではないので、芯さえ取れば一旦は治ります!
(芯を取ってもまた合っていない靴を履き続けると、また皮膚の防御反応によって魚の目が再発してしまいます。根本的な解決には、足の変形を直したり、合った靴を履きましょう。)
市販薬で芯は取れる?
市販の薬で、芯を柔らかくして痛みなく芯が取れます。
魚の目の市販薬は、「サリチル酸」という成分を含んだばんそうこうタイプのもので、硬くなった角質を柔らかくし、芯とその周りの皮膚を分離させる作用があります。
2~5日くらい市販薬を貼るとスルッと芯が取れます。
※ 大きく深い魚の目は市販薬では取れなかったり、かなり時間がかかってしまうので皮膚科で取ってもらいましょう。
※ 糖尿病の方は削って細菌が入って潰瘍や壊疽を発症することが多いです。症状が軽い場合でも必ず病院を受診してください。
芯が取れる仕組み
↑ サリチル酸が浸透すると、芯と周りの皮膚との連結部(デスモソーム)を分離させます。
↑分離するのでキレイに魚の目の芯を取ることができます。
こんな感じで芯が取れます
■1~2mmくらいの魚の目に使いました。
■薬局で売っている「スピール膏ワンタッチEX」を使いました。
■使い方は、まず、魚の目の大きさに合わせて保護シートを貼ります。
■次に、ゼリー状の薬剤がついたパッドを乗せます。(緑の部分が薬剤)
■合体します。
■その上から保護シートを貼って、ずれないようにします。
■そのまま2日放置。そのままお風呂も入れます。2日後剥がすと、芯が浮いてきました。
■また新しい薬を貼りなおし、さらに2日放置しました。すると、皮が柔らかくなってボロボロとれてきました。
■柔らかくなった芯の部分をピンセットで取ります。爪きりで挟んでもいいです。すると、全く痛みなく芯が取れました!
魚の目の再発防止方法
市販薬で芯が取れるので便利なのですが、
芯を取っても、残念ながらすぐ2週間程度で再発してしまう人が多いです。
なぜなら、魚の目の原因は「足の変形」や「合わない靴」なので、それを治さない限り同じ場所が圧迫されて再発を繰り返します。
魚の目ができた場所によって、原因となっている足のトラブルが特定できます。
- 足裏にできた魚の目は、浮き足、開張足の疑いがあります。
- 足の指の上にできた魚の目は、ハンマートゥ、靴擦れ、内反小趾の疑いがあります。
なので、芯を除去した後に「保護パッド」を貼って同じ場所が圧迫されないようにして再発防止をしたり…、
再発しかけたら芯の周りの硬い角質を「専用カッター、ヤスリ」でけずったり…、とホームケアを続けている人が多いです。
「再発したくない」
「長年魚の目で悩んでいる」
という方は、ここで紹介する再発防止グッズも参考にしてみてください。
魚の目再発防止グッズ
魚の目を保護するパッド
BAND-AID タコ・ウオノメ保護用 足の裏用
4枚 478円
柔らかい保水性のあるパッドです。
皮膚本来の水分を利用して魚の目を柔らかくする効果があります。
また、靴による圧迫や摩擦を防ぐため、魚の目の痛みを気にせず歩け、魚の目の再発防止になります。
アマゾンレビューでは、「3~4枚使ったところで、魚の目が完全に消えた」「大きい魚の目がかなり小さくなった」という声も多かったです!おすすめです。
魚の目・角質カッター
ドイツ ゾーリンゲン製 角質削り 1200円
皮膚科でも使われている「コーンカッター」と呼ばれる専用カッターで、痛くなく安全に削れます。
魚の目だけでなくタコ削りにも良く使います。
再発して毎回芯を取るのは大変なので、魚の目ができかけたらすぐに角質を削って悪化しないようにしたり、痛みを和らげる目的で使っている人が多いです。
芯の深い部分までは削れませんが、薬液シールや外科で芯を切り取ってもらっても再発して結局元に戻る。これでどんどん削ったほうがすっごく楽です。足の痛みも軽減しました。
by Amazonレビュー
足用角質やすり
カッターが怖い方は、ヤスリも再発防止におすすめです。こするだけで足裏全体を柔らかく保てるので、再発防止になります。
この商品↓は、エステなど業務用でも使われている超定番商品です。
魚の目は芯が取れても再発して、芯周辺の硬くなった角質に痛みがありました。こすったら、きめ細やかなパウダー状態に角質が取れ、ツルツルに。痛みが和らぎました。
by Amazonレビュー
まとめ
■魚の目の芯は、市販薬で小さいものなら1週間程度で除去できる。
■薬局に売っているメジャーな市販薬は、どれもほとんど効果は同じ。
(角質を柔らかくするサリチル酸の配合率がどれも同じなので。)
■剥がれにくさなども考慮すると、「スピール膏」という市販薬が一番おすすめ。
魚の目が再発しないように完治させるには、自分の足の変形を矯正したり、合う靴を探したりと、根本的な原因から改善していく必要があります。
大変ですが、少しずつがんばって直していきましょう。
魚の目の原因や、予防方法などは、こちらも参考にしてください。
「魚の目とは?」「魚の目の原因」「魚の目の予防法」について説明しています。
靴が合わないと感じている方は、こちらのページ↓も参考になるかもしれません。
足への刺激が少なく、痛くならない!スポーツブランド発のブランドなど、歩きやすさ抜群の靴ブランドを紹介しています。
魚の目は痛くてつらいですが、市販薬もうまく使って直していきましょう。参考になりましたら幸いです。